'26/08/22
その1 フジミのFD3Sキットは実車と同時期の発売のようで、基本設計はかなり古い。
自身、過去に製作したことがあるが、きちんと組むにはかなりの調整が必要で、正直あまり好きなキットではない。
では何故このキットがあるのかというと、地元の「クリヤマモケイ※」さんの閉店セールで購入したから。
個人的には、こういった機会でもないと購入しないだろうというキットである。
それにしてもFD3S『改』って何なんだ?
※新潟県三条市の老舗模型屋さん
小学生の頃から通っているが、閉店に向けて在庫一掃セールを行っている。残念でならない・・・
その2 いきなり嫌な予感。
ボディと合わせるためシャシーの一部を切り取らないといけない。
この辺が当時のフジミらしいのだが、初心者はこの時点で尻込みしそうな感じ。
その3 で、説明書通りの切り取り幅では足りず、更に切り取る必要がある。
とにかく、ボディと合わせながら少しずつ切り取っていく。
その4 フロントバンパー中央部分もシャシーの一部と干渉しそうな感じなのと、後ほどメッシュを貼るので切り取っておく。
その5 ボディと合わせてみる。
車高が高過ぎてカッコ悪い。
その6 しかもシャシー全体が前寄りになっており、タイヤ位置がタイヤハウスの中央からずれている。
なかなかの難物キットである。
その7 シャシーを後ろ寄りにずらすため、後端部(写真の赤斜線部)を切り取って調整する。
その8 次にリアの車高調整。
一体成型になっているパーツを一旦バラした後、現物合わせで角度を変更し組み直す。
その9 フロントの車高調整。
ここもリアと同様、一体成型のパーツをバラした後、プラ板やプラ棒を挟みこんだりしながら現物合わせで組み直す。
その10 フロントバンパーのリップ部の形状がパッケージのイラストと異なるため、プラ材を接着した後ポリパテを盛って形状を修正。
その11 シャシー側の調整ができたところで、ボディと合わせてバランスを確認。
ちょっとフロントが低過ぎる気もするが、それ程違和感のない状態にまで持ってこれたので、これで良しとする。
その12 続いて、フジミのFDでの必須工程。
『ダブルバブルキャノピー』を再現するため、ルーフの中央部を削り込む。
ざっくり削っておき、最終的にサーフェイサーを吹いた後に状態を確認する。
その13 お次はボンネット。
そのままでOKと思いきや、エアダクトが凄く物々しい印象で違和感がある。
その14 パッケージのイラストはこんな感じで節度あるおとなしい印象。
これは削り込んで修正しないとダメかな。
やはりフジミのFDは一筋縄では行かない。
正直かなりストレスを感じるキットなので、手を付けるのにはそれなりの覚悟が必要かもしれない。
'26/08/29
その15 ボンネットのエアダクト部分を加工。
マスキングテープをガイドにして、不要な部分を切り取る。
その16 切り取った部分に穴が空くので、プラバンで隙間を埋めポリパテを盛って表面を整形しておく。
その17 ボンネットの加工が完了したところで、サーフェイサーを吹いて表面を整える。
しかし、ボディと合わせてみるとライト部分に凄い隙間が・・・。
ここも後でプラ材を貼って隙間を調整する必要がある。
その18 続いてサイドスカート。
何故か左右で長さが異なる。
よってボディに取り付ける前に長さを合わせておく。
その19 当然、ボディに接着しても隙間だらけなので、ここもポリパテを充填して隙間を埋めておく。
それにしてもこのキット、一般的な『上級者向けキット』とは異なる。
開発者のスキル不足、またはやっつけ仕事をユーザーが一生懸命対処して、何とかまともになるといった感じ。
左右で長さが違ったり、パーツ同士が全く嚙み合わない等、一体どうなっているんだ?
なんか、サラリーマン時代の辛く不条理な経験を思い出し、気分が下がる。フジミさん、ちゃんとしてくれよ!!
その20 ところで話が飛ぶが、内装パーツの位置がやたらと低いため写真のように内装の下側にプラ材を挟みこんで高さ調整をしておく。
とにかく、ほぼすべての箇所で何らかの調整や修正が必要なキット。
もう呆れて笑ってしまう。