実写映画「SPACE BATTLESHIPヤマト」の公開と同タイミングで発売された、バンダイの1/500スケールヤマト。
ヤマトの最大の謎である、コスモゼロを後部カタパルトまで導くための通路。この部分は当然のことながら今回のキットでも再現されず。
というわけで、勝手に「俺設定」でこの部分を再現してみた・・・と、シレ〜っと言っているが、この形状を導き出すのにどれだけ苦労したことか。
物理的整合性とプロポーションのバランスを考慮すると、このラインがギリギリかな?

更に、この後部のボリュームアップとバランスを取るためメインノズルを大型化。
キットでは滑らかな曲面構成となっているが、「急造艦」といったイメージを狙って直線的な構成とした。

また、前甲板の格納庫も謎の分割線があるのみで、どういった構造となっているのかが全くの不明。
ここも悩んだ末、外板が開いた後に中から折り畳み式の発着艦デッキがスライドして出てくる構造としてみた。
この構造なら何とか着艦も可能かなと。

その他、船体各部に市販のディティールアップパーツやプラ板を貼り付け、うるさくならない程度にディティールを追加してある。

因みにキットに付属の艦載機は、設定スケールでいうと約1/800といったところ。
そもそも全長265mの戦艦に、全長18mもある艦載機を何十機も搭載すること自体、物理的に無理なんだよね。
ここからは工作途中の写真。
プラ板とポリパテを駆使し、ひたすら盛り削りを繰り返す地味な工作・・・。