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製作記事

'09/11/01
その1 気が付けば既に1年以上も完成品が無い・・・。このHPに掲載している製作記事も未完成状態のものが多くあり、我ながら呆れてます。まあ、この性格は直りそうもないので開き直って更に手を広げちゃいましょう!!今更未完成品が1個や2個増えてもどうってことないんである(ハッハッハ)。
という訳で引っ張り出してきたのがインプレッサのモンテカルロ'05仕様。こういったアイテムって、本来発売と同時にサッと製作してしまうのが良いのかなと・・・。製作機会を逃してしまうと完全に押入れの肥しになってしまうもんね〜。
その2 ボディはいつものようにパーティングラインを削り落した後、サーフェイサーを吹き付けて表面の傷等をチェック。
ルーフアンテナの取り付け穴はこの段階でを開口しておく。因みにこのボディは複数の仕様に対応できるよう、今回開口しない部分にも穴開け用のガイドが数か所あるのだが、プラが薄くなっているのでため瞬間接着剤で埋めておく。これを怠ると塗装時にプラが溶けてプクっと膨らんでしまうのでお忘れなく。後々泣きを見ますよ〜(自分も過去に泣きました)。
その3 リアウイングは一体成型になっているのだが、後々の工作のため写真のように2分割する。分割した箇所はパテで整形し、ボディと同様サーフェイサーで表面を整えておく。
その4 ボディの下地処理と並行し、シャシと内装の工作を進める。ロールケージはこの様に独立した状態で組み立てておくと塗装やシートベルトの取り付けが楽になる。
その5 ざっとシャシを組んだ状態。まだシートやインパネを取り付けていないが大まかな工作は完了。
それにしても全くの素組みでもそれなりの密度感がありますね〜。流石タミヤ!!
因みに今回はボディカラーを変更しちゃいます。どんな色になるかはお楽しみ・・・っていつものパターンと変わりないんだけどね。
'09/11/14
その6 さて、ボディはこんな感じになりました〜。
基本色はフィニッシャーズのCLKシルバー。ボンネットとトランクはスタジオ27のカーボンデカール(Sサイズ)を使用。またルーフ、インタークーラーフード、それとリップスポイラーとサイドステップは同社のカーボンデカール綾織り(SSサイズ)を貼り付けてみた。
その7 クレオスやGSR(グッドスマイルレーシング)のデカール軟化剤を使用してキット付属のデカールを貼り付ける。
特に蛍光イエローの部分は硬くてもろいため、雑に扱うとすぐにヒビが入ってしまう。これは注意ですね。
因みに自分は最初このデカールの特性が分からず、何か所かヒビを入れてしまった。どうしても修復し切れない部分はMr カラーの蛍光イエロー(172番)でタッチアップ。
その8 ボディカラーをなんちゃって仕様にしてしまったため、「MONTE・CARLO」の文字が入った部分は別のデカールに置き換えることにする。
特にドア部分は文字の部分も含めて1枚デカールになっているため、上からモデラーズのホワイトデカールを貼り付けて隠す。
その9 ここで登場!「プラモのモ子ちゃん」デカール。
これを適当に貼り付けて、遊んでみようかなと。結構面白くなりそうな予感・・・。
その10 で、ドア部分はこんな感じになりました!サイズもピッタリで結構良い雰囲気でしょ?カルトグラフ製のデカールのため発色も良く、これはなかなか使える。
その11 調子に乗って(?)貼り付けて行ったらこんなことに・・・。
スバルとタミヤのコラボレーションというなんちゃって仕様。こういったお遊びが出来るのも模型ならではですね〜。
'10/06/20
その12 これも随分と間が開いてしまいましたね〜。
気が付けば(?)更に手を広げて2号車まで製作中。塗装とデカールを変えて更に遊んでます。
そろそろ完成に向けてラストスパート。というわけで、みなさんのお役に立ちそうな(?)ポイントのみ紹介しましょう。
その13 先ずはこちら・・・さて、これは何でしょう?
そのまんま、NICHIBANの「製本テープ」という商品。これを何に使うかというと。
その14 こんな感じで細切りにして、シートベルトに使用。
表面の凹凸が布のような感じで、何となくそれっぽく見えますね。これはかなり良い感じ。
残念ながらインプレッサのシートベルト色の青は無いものの、白や黒もラインナップされているので、車種に応じた使い分けも可能。
その15 今回はなんちゃって仕様なので、赤にしてみた。
長さは10mもあるので、恐らく一生分あるね(笑)。

糊付きなので取り付けも簡単なのだが、注意点が一つ・・・。折り込んで糊の付いた面同士を貼り合わせると数時間で剥がれてくるので、この場合は、瞬間接着剤を使用すると良い。
その16 続いてアンテナ部分。
当初、根元の部分はキットのパーツを使用し、アンテナ線自体を0.5mmの真鍮線に置き換えてみたのだが、どうにもアンバランスでしっくり来ない。
その17 で、こんな感じで真鍮線にビニールコードの芯線を巻きつけてみた。
その18 黒に塗装したら、良く分からなってしまったが、最初よりはマシになったかな?
'13/11/24
その19 このページを更新するのも3年振りですか・・・。年月の経つのはホントに早いもんだね〜(しみじみ)。
さて、3年振りのお役立ち情報(?)は、センターコンソール部分のディティールアップについて。
キットではデカール表現になっているスイッチ類を、写真のようにφ0.5mmのプラ材を貼り付けて立体的に再現。しかし・・・完成後の車内は殆ど見えず。
全然お役に立ちそうも無いね(爆)。
その20 実は1号車と2号車は完成間近の状態になっているのだが、ここに来て更に3号車の製作に着手。
例のモ子ちゃんデカールはVol.2も発売されており、まだ通販でも購入可能だったので、この機会に購入。
デカール位置については、このようにコピーした用紙を切り貼りして検討する。う〜ん、難しい・・・。
その21 で、3号車の色は赤に決定。
ボディ・パーツはやすりで表面を整え、ドアやバンパーのラインを深く彫り込んだ後、@サーフェイサー→Aシルバー→B自家調合の下地用塗料(ピンク)の順で塗装していく。
その22 ボディ色は、フィニッシャーズのシルク・レッドを使用。仕上げにクレオスのレッド・パールを薄〜く吹きつけておいた。
そして、ボンネットはお決まりのカーボン仕上げ。
ガイアノーツのガンメタルを吹いた後、これまたお決まりのスタジオ27のカーボンデカール(Sサイズ)を貼り付ける。
その23 そして更に更に、4号車の製作にまで着手!(また病気が始まった・・・)
4号車の塗装はインプレッサ用の指定色。タミヤカラー(缶スプレー)のマイカブルー(TS-50)を使用。缶スプレーを上手く塗るにはかなりの慣れとコツが必要なため、そのまま塗るのは断念。
一旦ビンの中に吹いて溜めた塗料を、エアブラシで吹き付ける。
そして、ボンネットは勿論(!)カーボン仕上げ。

そんな訳でまたまた横に広がって行くのであった。
'13/12/09
その24 さて、この『なんちゃって仕様』の肝である、スバル・マークの欠けた部分の処理方法について、ざっと解説しておこう。
先ずは上の写真のようにマスキングした後、下地用イエロー(※)→クレオスの蛍光イエローの順で塗装する。
蛍光イエローは隠ぺい力が無いため、下地塗装は必須である。

※自家調合のクリーム色
その25 マスキングを剥がした状態。
写真では境界線があまり目立たないが、実際には段差がありすぐに分かってしまう。
ただし、色の差は殆ど無く、一応狙った通りの仕上がりにはなったかな。
なお、この後デカールを貼るため、クリアをサッと吹いて表面を平滑にしておく。
その26 事前にどんな感じで貼るか検討しておいたデカール。
先ほどの境界線を上手く隠すため、ちょっとした一工夫。
このように各キャラクター毎に分割して・・・
その27 いきなり貼り終わっているが、このようにキャラクターを重ねたり、星マークを駆使して境界線を隠す。
残念ながら、右のおじさん(知良野博士というらしい)は不採用となってしまった・・・。
ルーフの裏にでも貼っておきますか(爆)!
後はクリア吹きと耐水ペーパーによる研ぎ出しを繰り返し、デカールの段差を平滑にしていく。
その28 因みに右側のデカールはこんな感じ。
スバル・マークの欠けた部分はモ子ちゃんデカールで完全に覆ってしまった。せっかく塗装したけど、こちらは無駄な労力でした(泣)。