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製作記事

その1 フジミのRX-8。巷ではひどい出来のキットとして有名(?)だが残念ながらその通り・・・(少なくとも自分はそう感じる)。発売当時に一度手を付けたことがあったのだが、「タミヤ」の乗りで仮組みをせずに組み付けていったところ各部のガタツキがどうにもならなくなり挫折した経験を持つ。
今回はリベンジ・・・ではなく、どうせダメダメなキットなので思い切り遊んでみようと思う(ちょっと自分には構想がデカ過ぎて完成しないかも・・・)。
その2 ボディを見てみよう。パッと見よさそうな感じだが、実車特有の有機的な曲面が殆ど再現されておらず単調な感じ。
フジミさん、何とかしてください・・・。
その3 いきなりドアの切り離し!カッターで何度も線を入れて切り離す。端の部分に多少ガタが出たが後で成形するのであまり気にせずに進める。
その4 何と!シャシを中心部で切断。それにしてもシャシもダメダメです。平坦なうえ、歪みもある。しかもボディと同色って・・・。
その5 同じくボディも中心部で切断。この後いよいよ本格的な成形に突入。
その6 うわあ、何じゃこりゃ?!って他人事の様に言っていますが、今回の製作テーマはこれ。RX-8リムジンです。殆ど思いつきのネタで恐らく実車でもRX-8をリムジンにした例は今のところ無いと思う。この先どうなるか?私にも分かりません・・・。
因みに切断部は写真のようにプラ板とプラ棒を使用し5cm延長。実車だと120cm延長か・・・長っ!!
その7 接合部はいつものようにポリパテを盛って成形していく。ここまでは割とすんなり進んだが、ここからが大変。前後ドアの開閉や内装の作りこみ等、実は具体的なイメージが出来ていない。気長にやります・・・。
その8 ルーフの裏側はプラ板を貼り付けて厚みを出す。Aピラー部分もプラ材を貼り付けておく。
その9 ドアの枠部分は実車写真を見ながら地道に成形。いやあ、むちゃくちゃ大変です。
それにしても受け狙いのネタにこんなに凝る必要があるのか?
その10 フロントドアの枠もリアと同じように地道に成形をしていく。写真はポリパテを盛り付けた状態。仕上げはまだまだこれからといった感じ。
その11 モチベーションを維持するためドア枠の成形をしつつ内装の製作を開始。
キットの内装パーツはインパネ以外は使い物にならないため、フルスクラッチに近い状態になると思う。先ずは写真のようにRX-8 の特徴である巨大なセンタートンネルをプラ板で製作。
その12 リアシートの背もたれ部分もプラ板で製作。何となくクルマの内装っぽくなってきました。
その13 実車を見てリアシートは後輪のフェンダー部分まで下がっていることに気付いてしまった。仕方なく背もたれ部分を作り直し。隙間はポリパテで埋めて成形。
その14 リアシートの台座(?)部分をプラ板で製作。溶きパテ&サーフェイサーで表面を整えていく。
その15 センタートンネルとリアシートの高さの関係がどうも実車と違う・・・。実車をよーく観察するとセンタートンネルの高さがシャシと平行で無く、後方に向かって高く傾斜しているではないか。クルマのデザインって奥が深いんだね・・・。
という訳でセンタートンネルの上面にプラ板を追加して傾斜を再現。
更に完成が遠のく・・・。
その16 インパネを取り付けようとキットのパーツを見てみると・・・実車と全然違う。しかも立体感がまるで無し。
設計者のスキルとやる気の無さが伝わってきます。それにしてもこんな設計のままでよく発売したなあと、メーカの体制すら疑いたくなる。自分が設計責任者だったら当然「却下」でしょう。
その17 フロントシート。これも・・・。
読まれている方も気分が良くないと思うのでこれ以上は書きません。
その18 ここに来てシャシを作り直し!センタートンネルの高さを増したのが失敗でした(完全に高過ぎ)。前回製作に失敗したキットが残っていたのでそれを使って適当な大きさに切ったプラ板をペタペタ貼り付けていく。せっかく作ったのに〜!!
またまた完成が遠のく・・・。
その19 いやあ、ホントにモチベーションを維持するのが大変なネタです。とりあえずまた気分を変えて、今度はドアの成形を開始。
先ずは切り出したリアドアに延長用のガイドを貼り付ける。
その20 続いて1.2mmのプラ板を貼り付けて延長。
その21 あとはひたすら削るのみ。長さを調整して下端の段差部分にプラ板を追加し大まかな成形完了。これだけでたっぷり1日掛かってしまった。
因みに窓枠部分は成形の邪魔になるので切り取った。
その22 ボディとの合いをチェック。細かい調整はこれからだが、大体こんな感じで良いでしょう。
その23 大体の成形が出来たところで、内側にプラ板を貼り付けて厚みを出す。ドアノブやドアポケット等、この後の成形が大変そう・・・。
その24 ドア内側をどうするか考えつつ、インパネの工作を開始。当初インパネ自体もフルスクラッチしようかと思っていたがやはり大変なのでキットのパーツを使うことにする(いくらダメダメでもフルスクラッチよりは楽でしょう)。
インパネ両端とエアコンの吹出し口を削り落とし、メータ部は立体感を出すため開口。