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製作記事

'08/08/31
その1 さ〜て、毎度支離滅裂&予測不能な製作展開ですが、今回はこの2台を使って「プロジェクトD」仕様のRX-7を作ってみようと思う。
実は以前製作したフジミの「プロジェクトD」仕様はAピラーが立ち過ぎている印象があり、イマイチ気に入らなかったりする。ならばタミヤとの2個イチで作ってみようという単純な思い付き。果たして完成するのか??
その2 手始めにフジミのキットのボディをバラバラにカット。どうせ最終的にはパテの塊みたいになるので、細かいところは余り気にせず、デザインナイフでガンガン(?)切り刻んでいく。
その3 タミヤのボディをベースにし、フジミのエアロパーツを取り付けていく方法で製作を進めていく。
先ずはタミヤのボディをフロントフェンダー中央部から2分割しておき、そこにフジミのボンネットを接着する。
その4 この後の行程でフジミのフロントフェンダーパーツを被せるので、写真の赤丸の部分を出来るだけ薄く削り込んで、ボンネットとの段差を作っておく。
その5 と、その前にサイドスカートの取り付けを行うことにする。フジミのサイドスカートのパーツは底面の部分が厚い印象があるので、写真のようにエッチングソーで分割する。
その6 分割後の写真。カット面はヤスリで平滑にしておく。
その7 サイドスカートを接着するため、ドアの分割ラインに沿ってボディをカット。組み立てているのかバラしているのか、良く分からなくなってきた・・・。
その8 サイドスカートを仮止めしてみたが、そのままだと写真のように隙間が開いてしまう。フジミのFDはタミヤより1mm程ホイールベースが長いが、ここにその寸法差が出ているのかな?
対策は簡単で、サイドスカートを中央部で2分割して長さを詰めれば良い。
その9 何とかサイドスカートの接着が完了。ボディ裏には補強用にポリパテをたっぷり盛り付けておく。
その10 ようやくフロントフェンダーとバンパーの接着。下準備としてフェンダーパーツの上面部分を裏からギリギリまで薄く削り込んでおく。
その11 バンパーは一体成型になっているインタークーラー部分をカットしておく。この辺の作業は毎度定番ですね。
その12 調整を繰り返しながらボディに接着していく。かなり根気のいる作業である。
その13 調整の末ようやく左右のフェンダーとフロントバンパーの接着が完了。ボンネットとの隙間が均一でないが、この後パテで整形をしていくので特に問題はない。
その14 ボディ裏は毎度のことながら、このようにプラ板とポリパテで補強してある。この後さらに補強をすることに・・・。
その15 さて、これは何でしょう?
その16 1mmのプラ板をカットし、フロントスポイラーの底面部分に貼り付けて蓋をしておく。
その17 次にリアフェンダーの整形。フジミのボディからカットしたパーツを裏から削り込んで調整しておく。
その18 調整後はボディに接着。この段階ではボディとの間に隙間があったり、サイドスカートとの段差が目立つが、この後ポリパテの盛り削りで調整していく。
その19 ここで追加工作。サイドスカートの下端部分の形状がどうも実車と違うようなので、切り離してからプラ板で整形することに。
その20 調整を繰り返しようやくカタチになってきた。
その21 以前製作した「プロジェクトD」仕様との比較・・・この時点ではあまり違いは分かりませんね。
'08/09/07
その22 さて、頑張ってボディの整形を続けていきましょう。
プロジェクトDのアニメ仕様を再現するためには写真のように右側のライトを変更する必要がある。手持ちの本で確認してみると、RE雨宮のスリーク・エア・ダクトというパーツらしい。でもこのパーツ、競技専用で車検非対応とのこと。啓介くん、こんなもんを付けて公道を走っちゃいけないよ!
その23 で、偶然にも(?)このキットにそれらしいパーツが付いていることを発見。当然使います。
その24 これがそのパーツ。後で部品請求しておくか・・・。
その25 ボディに合わせてみる。
当然であるが、全く合わない・・・。
その26 削り込んで何とかボディと合うようになったが、まだ上の部分に隙間がある。この隙間はライトのパーツにプラ材を貼り付けて調整しておく。
'09/02/15
その27 さて、毎度のことであるが随分と間が開いてしまった。そして更に、これもいつの間にか2台に増えてるし・・・。
もう1台分キットのストックがあったので仕様違いで作ってみようかと、ついいつもの調子で着手(我ながらどうなることやら・・・)。
その28 という訳で久々に工作開始。
前回製作したRE雨宮仕様のFDと同様、ボンネットの雨除けを製作することにする。
使用するのはタミヤの1mm厚のプラ板と3mm三角棒。プラ板を適当なサイズにカットした後ボンネットの裏にあて、スリットに沿って鉛筆で印を付けておく。
その29 その後、3mmの三角棒を先ほど印を付けた線に合わせて接着する。
なお、プラ板はボンネットの曲面に合わせてアールを付けておくと良い。
その30 ボンネットと合わせるとこんな感じになる。
プラ板に貼り付けた三角棒の角度がボンネットのスリットと若干合わないので、この後ペーパーをあてて微調整を行う。
その31 因みにボンネットの裏はプラ板とパテでこんな感じになっている。毎度のあつあつ攻撃ですね。
これでボディの基本工作は完了。
その32 続いてボディの小物類に着手。
カナードはキットのパーツを薄く削り込み、サイズの足りない部分にプラ板を貼り付けて調整する。
その33 リアウイングは0.4mmの真鍮線を通しボディに固定できるようにしておく。
また、垂直板は薄く削り込んでおく。
'09/04/13
その34 最近、製作記事の更新が滞りがち。自分でもどこまで作っているのか、良く分からなくなってきた(汗)。
取り敢えず今年のホビーショーには何とか間に合わせたいと思う(←怪しい)。
ところでボディはようやく下地処理が完了し、ベース塗装に入ったところ。
2号車の色は迷った挙句、無難に(?)赤で塗装することにする。
その35 話が前後するが、フロントウインドウの枠部分のラインがイマイチきちんとしていないので、一旦削り取った後写真のようにエバーグリーンのプラ材(0.25×0.5mm)を貼り付ける。
その36 同じくリアウインドウ部分も。
こちらは透明パーツにある枠のディティールを削った後にプラ材を貼り付ける。
その37 1号車と2号車それぞれ現物合わせで調整しているため、パーツにマスキングテープを貼って識別出来るように書き込んでおく。
その38 マフラー部分の工作。
エキパイをプラ棒で延長し、マフラーエンドはフジミのパーツを取り付ける。
因みにマフラーエンド部の長さや角度調整は、組み付けの最終段階で行うため、この段階では差し込んであるだけ。
'09/05/27
その39 またまた久々の更新。結局今回のホビーショーまでに完成せず、中途半端な状態での出品となってしまった。
まあ、こうなったら納得いくまで仕上げるとするか・・・。
写真は工作を終えたワイパー。アーム部分はキットのパーツを薄く削り込み、ブレードはモデラーズのエッチングパーツに置き換える。エッチングパーツはガスコンロの火で焼きなました後、ウインドウの曲面に合わせて形状を調整しておくと工作がし易い。
その40 2号車のボンネットのカーボンデカール貼り。ご覧のようにスリットや起伏があるため難易度高し!マークソフターと綿棒を駆使し、2時間以上悪戦苦闘して何とか仕上げた。コツは・・・とにかく慌てずにじっくりと作業をすること。因みにデカールはスタジオ27のMサイズを使用。
その41 ライト部分の各パーツはボディとのクリアランスを調整した後、それぞれ写真のように塗装をしておく。
その42 ライトパーツは接着せず、ボディにはめ込むだけの構造(構造という程のものでは無いが・・・)。当然だが接着しないので、失敗するリスクも無い。
その43 テール部分。リアウイングとテールレンズは真鍮線で固定するようにしてある。ここも接着はせず、取り外せるようになっている。
その44 ここで1号車に大変な事態が!
ボンネットの中央部にヒビが入ってるではないか!!
どうする・・・・?