その1 先ずはボディの成形。サイドステップの底面が厚過ぎるので一旦削り取った後、プラ板を貼って成形し直す。
その2 フロントバンパーと一体成形のラジエターはこの時点でカット。
その3 前輪フェンダーの後端部。キットの状態では角張っているので実車写真を参考にしつつ滑らかなアールになるよう削り込んでみた(裏はポリパテで補強しておく)。
その4 フロントバンパーの裏側。いつものようプラ板をガイドにポリパテを盛って厚みを増す。「うすうす攻撃」の逆を行く「あつあつ攻撃」(←くだらね〜)
その5 サーフェイサーを吹いてボディの下地処理中。このキット、Aピラーの太さが均一でなく裾広がりになっている。なんでだ〜?
という訳でフロントウィンドウの縁の部分をパテで埋めてスジ彫りをし直す(写真はスジ彫り前の状態)。
その6 キット付属のタイヤ&ホイール(写真左)は小さくてアンバランス(フジミさん頼みます・・・)。換わりにアオシマのFD3S(C-WEST)に付属のパーツを使用する。
その7 シャシを仮組みして車高を調整。実はシャシはタミヤのパーツを使用している。タミヤのシャシはフジミよりホイールベースが短いのに、何故かボディにピッタリ収まる。
という事はフジミのシャシをそのまま使うとかえっておかしなことになる??(初めからフジミのシャシは使おうと思っていなかったので未確認です・・・)
それにしてもフジミのキットは金が掛かる・・・
その8 ようやくボディの下塗りを開始。先ずはフィニッシャーズのファンデーションクリームを吹き付ける。最近、黄色いクルマを作る機会が多いため使用量も結構多い。途中、塗料が少なくなったら白、黄、サーフェイサーを継ぎ足して使用している。名付けて「老舗に代々伝わる秘伝のたれ方式」(←名前長過ぎ)。ところで、元の色からは大分変わってきているような・・・。
その9 え〜、ここに来てまた工程が後戻りしています。フジミのスピリットRと同様、ルーフの形状がどうも気になって来たので、結局パテを持って再度成形。
その10 ルーフの修正をしつつ、小物の成形に着手。フロントバンパー両端のカナードは実車と比較してかなり厚みがあるため「うすうす攻撃」。写真の右が成形前、左が成形後。
その11 ボディと合わて、足りない箇所をプラ板で継ぎ足しておく。
その12 続いて内装。使用するのはタミヤのパーツ。先ずはフジミ製のボディに合わせ、プラ板、ポリパテにて後部の幅を広げる。またストラットマウント部を開口しプラ板で裏打ちしておく。
その13 ロールバーはタミヤの透明ソフトプラ材(2mm)を使用。ストラットマウント部にはウェーブの適当なバーニアパーツを組み合わせて貼り付けておく。
その14 プラ材を削ってストラットマウント部のブラケットを再現。パーツが小さいので非常に大変・・・。
その15 取り付けるとこんな感じに。なかなか雰囲気出ているのでは・・・どうでしょうか??
それにしても写真数枚であっさり出来上がってますが、この工作なかなか大変でした。
その16 ストラットバーをプラ板で製作。シートベルト取り付け用のアイボルトは、フジミのエッチングパーツを使用。
その17 いつもの通りシートを製作し内装に取り付ける。ロールケージが邪魔をしてシートベルトの取り付けが結構大変。
その18 ようやく内装の工作が完了。なかなか走り屋の雰囲気が出ていますね。
その19 センターコンソールにはプラ板で製作したFCコマンダーを設置してみた。ちょっと大き過ぎたかな?まあこれも雰囲気ということで・・・。
その20 内装工作も完了したので、外装部分の工作に着手。先ずはマフラー。これはタミヤとフジミの2個イチ。長さの足りない部分はプラ棒でつないでおく。
その21 さてボンネットの開口部をどうするか?メッシュを貼るのが手っ取り早いのだが、いかにも手抜きといった感じ。またタミヤのFD3Sエンジンを載せるという手もあるが、エンジンがノーマルというのもこれまたしっくり来ない。で、ネットで色々見てみると、開口部にもボディと同色のカバーがあるものを発見。今回はこれで行くことにしよう。
その22 カバーはプラ板を使用して現物合わせで製作した。ボディに組み付けて合いをチェックしておく。
その23 いつの間にかボディ塗装も完了したのでフロント部分にカーボンデカールを貼り付ける。今回はモデラーズのデカールを使用。タミヤ製と比較してカーボンパターンが細かく雰囲気はバッチリ。凹凸が多いため、平面毎にカットして貼り付ける。
その24 カナード部分の写真。この後クリアーを塗装し表面を保護しておく。
その25 フジミのキットはワイパーの取り付け部がボンネットと一体になっている為、立体感に欠ける。よって写真のように削り取ってみた(勿論塗装前に)。
その26 ワイパーはウインドウパーツ側に取り付けるため、フロント部分の下端をプラ板で延長しておく。
その27 いつものようにマスキングをしてウインドウパーツを塗装。日除け部分は、これまたいつもの通りクリアブルーで塗装しておく。
その28 ワイパーはタミヤのFD3Sのパーツを使用。ブレード部分はモデラーズのエッチングパーツに交換した。
その29 RE雨宮のFDはライト部分がボディと同色になっている場合が多いみたい。このFDもメーカの作例ではボディと同色になっているのだが、アニメのシーンを確認すると、どうも黒になっている模様・・・。よって黒に塗装してみた。ボンネットピンはモデラーズのエッチングパーツを使用したが、ややオーバースケールな印象・・・。
その30 テールライトは初期のFDのパーツに交換。ボディの塗装前にすり合わせをしておいた。
その31 オーバーフェンダーの取り付けリベットはインセクトピンを使用してみたが、どう見てもオーバースケール。しかも塗装に皹が入ってしまった・・・(泣)。
その32 リア・ディフューザー。中央の凹んだ部分にある2本の垂直板は削り取っておく。またウェーブのディティールアップパーツ(丸リベット)にてカナードの取り付けボルトを再現。実はカナード部分はカーボン地が見えているのだが・・・面倒なので黒塗装のまま。
その33 フロントウインドウを取り付けたのだが、Aピラーの部分に隙間が出来てしまったた。こういう場合は得意の(?)溶きパテ埋め埋め攻撃で対処。
その34 ナンバープレート、カナードを取り付けエアインテークにはメッシュを貼り付けておく。
その35 シャシとボディを合体し、リアウイングを取り付けてようやく完成。自作部分が多く、結構疲れました・・・。でもやっぱりFDは格好良いねえ!
完成写真はこちらです。