'13/12/15
その1 以前、フジミのキットを使用して啓介のプロジェクトD仕様を製作したことがあったが、はっきり言ってボディのフォルムに関しては納得感がイマイチ。
その後、フジミとタミヤの2個イチ仕様を製作するも、これは途中で挫折した状態で、現在も箱の中に(泣)。
そんな訳で、今回はアオシマのキットを使って啓介のプロジェクトD仕様を再現してみようと思う。
果たして今回は完成まで辿り着けるか・・・?
その2 このキット、ボディは通常のFDとは全く異なる完全新設計で、ガラスパーツまで専用設計になっている。アオシマさん、結構気合い入ってますね〜!
しかしボディパーツを見てみると、太過ぎるAピラーや、控え目なオーバーフェンダー・・・あれ?なんか変な感じなんですけど(汗)。
実はこのキットの発売直後に中身を見て、かなりガッカリしてそのまま箱に戻してしまったことを思い出す。
その3 ではどうするか?
ここはやっぱり2個イチ仕様でしょう!同じアオシマ製のキットを使うので相性はバッチリ・・・なはず。
幸いにも(?)、雨宮仕様のボディはサイドアンダースカートが別パーツになっているので、移植もそれほど苦労せずに出来るのではないかと。
その4 先ずはノーマルFDのボディパーツを分割。
写真のようにボンネットとドアの下の部分を切り取る。
後々の加工の事を考慮し、ここは丁寧に切り取っておこう。
雨宮仕様も同様に、ボンネット部から分割しておく。
その5 次にノーマルFDのボディに雨宮仕様のパーツを接着していく。
きちんと形状を出すため、サイドアンダースカートには、ガイド用のプラ板をマスキングテープで仮止めしておく。
その6 サイドアンダースカートを接着した後、ボンネットと合体。
この時点でフロントバンパーも接着し、平らな場所に置いてガタが無いか確認しておく。
流石に同メーカーのキットだけあってか、予想通りそれほどの苦労も無く合体完了。
その7 お次はリアのオーバーフェンダー。
分割線に従い丁寧に切り取った後、ノーマルボディの曲面に合わせながらやすりで削り込んで調整しておく。
その8 はい、ここも合体完了。ここまでの工作で約半日。
割とすんなりと出来ましたね!
雨宮仕様のFD製作でお悩みの方(そんな人、殆どいないと思うが)、この工作はお勧めです・・・が、あくまでも自己責任でお願いします。
'13/12/22
その9 ボディの2個イチ工作が完了したところで、各部の調整作業に入る。
先ずは前後オーバーフェンダーの張り出し。キットはかなり控え目な印象なため、模型的な見栄えも考え、もう少し主張させることにする。
前部は0.5mmのプラ板を貼り付けて拡幅。後部はポリパテを盛って段差を平らにする。
その10 前部工作の続き。先ほど貼ったプラ板は、やすりで緩やかな曲面を出しておき、その後ポリパテを盛りつけて整形していく。
納得いく面が出るまでポリパテの盛り削りを何度か繰り返す。
その11 ここでいきなり登場!フジミのプロジェクトD仕様 FD3S。
フロントバンパー部分は当初、アオシマのキットを整形しようと思っていたのだが、良く見ると形状が結構異なることが判明。
よって、ここはあっさり諦めて、フジミのキットから拝借することにする。
という訳で結局3個イチですか・・・毎度ながら啓介のFDは贅沢仕様になるなあ。
その12 早速、アオシマのバンパーを外して合わせて見る。
流石にピッタリとは行かないが、若干の調整で何とかなりそうな感じ。
その13 何とかドッキング完了!バンパーとボディの境目にはポリパテを盛り、平らに整えておく。
また、裏側には補強のためプラ板を貼り付けておく。
その14 次にライト部分の成形。
ご覧のようにライトのレンズカバーはフジミ製とアオシマ製でかなり形状が異なる。
アオシマは上端の傾斜が緩やかで、ボディに合わせてみると、たれ目気味な印象になるため、今回はフジミのパーツを使用する。
その15 写真のようにプラ材を貼り付けた後、現物に合わせて削り込んで行く。
当初の目論見とは大きく外れ、むちゃくちゃ手間が掛かってます(汗)。
その16 一通りの成形が完了したところでサーフェイサーを吹いて全体をチェック。
表面が均一でない個所については、更にパテを盛って形状出しをしていく。
まだまだ先が長いね・・・。