'12/01/22
その1 アオシマの頭文字Dシリーズ。
同社製FC3Sのバリエーションキットである。
キット自体は、まさかの21世紀仕様!サイドモールやバンパーが別パーツになっているため、前期/後期型の他、エアロパーツ付きのキットも販売されているのは(カーモデラーの間では)周知の通り。
また、怪しいエンジンパーツも入っており、(色んな意味で)アオシマらしいキットである。
その2 このキット専用のパーツ。
高橋涼介仕様の特徴であるフロントバンパーとエアロ仕様のドアミラーが付属している。
今までドアミラーはフジミ製のパーツを移植していたので、これは高いポイント(そもそもこのパーツが無いと高橋涼介仕様にはならないのだが・・・)。
その3 前置きはこのくらいにして、製作に入りましょう。
最初はボディのフロント部。
アニメ仕様に従い、写真の様にチンスポイラー部分を開口する。
その4 横から見るとフェンダーとバンパーのラインが綺麗に繋がっていないためプラ板を貼って修正する。
またサイドモールはこの時点で貼り付けて、隙間をパテで埋めておく。
その5 バンパーのラインを修正した状態。大体良い感じでしょう。
その6 前述のようにこのキットにはエンジンパーツが入っており、更にリトラクタブルライトは開閉選択式なっている。
が、パーツ精度の問題からか、ボンネットを固定無しでボディと均一に合わせるのは困難。
よって今回は(も?)ボディに固定することに。

先ずは写真のように、ライトのカバーとボンネットを、裏からプラ板を貼り付けて接着する。
その7 次にボンネットとボディを接着。隙間が均一になっていない個所は一旦ポリパテで埋めた後、エッチングソーで彫り直して調整。
手間が掛かるが、完成度に影響するので、ここはあせらず丁寧に・・・。
その8 サフを吹いて隙間を確認。
完全に「均一」とは行かないが、まあ許容範囲内かな。
その9 次にシャシの工作に入る。
フロント部分はそのまま組み付けると、トーインがかなりきつめになるため、調整する。
因みに車高はフロント、リア共に調整なしのキットのままである。
その10 調整方法はいたって簡単。
タイロッドのパーツを中心で切断した後、真鍮線を通すだけ。
組み付けながら調整し、長さが決まったら瞬着で固定しておく。
その11 タイヤ(ホイール)は、そのまま組み付けるとフェンダーからはみ出してしまうため、ここも調整が必要。
フロントはホイールの裏側とブレーキキャリパーが干渉するため、矢印の部分をリューターで削り込んでおく。
その12 リアも同様にタイヤがフェンダーからはみ出してしまう。
こちらは中心の軸部分を削り込んで調整。
その13 ボディとシャシを合わせて全体を確認。
特に問題なさそうである。
次はいよいよ塗装・・・かな??
'19/03/03
その14 気が付けば前回の記事更新から7年以上も経過しているではないか!!で、現在もご覧の通り未完成の状態(^^;)。
ボディ塗装とデカール貼りまで完了し、その後数年間放置していたのだが、流石にこのまま放置しておくのは勿体ないので、この機会に完成まで持っていきたいと思う。
どの塗料を使ったかはもう定かではないのだが、確かホワイト塗装の後、Mr.クリスタルカラーのダイアモンドシルバーで仕上げていたような・・・。
その15 写真を見て頂ければお分かりの通り、実は途中で増車し2台体制に。
RedSunsのデカールは2種類存在するため、それぞれ1台ずつ製作。