'08/07/07
その1 2年程前に「修正編」として途中まで進めていたが、ここで更に心機一転。製作記事を含め再度順を追って紹介して行こうと思う。
因みに、この頃に製作したイニDシリーズはほぼ全滅状態。
全滅に至った原因は、クレオスの「スーパークリアU」に起因するデカール部分の塗膜割れ。それとモデラーズの「プロユース接着剤クリア」による透明パーツの接着不良。
完成直後は問題なかったのだが、経年変化ででことごとくやられてしまった(泣)。
経年変化まで考えて材料を選ぶって、なかなか出来るもんじゃないので、今となっては仕方のないことだが、それにしてもね〜・・・。ちょっと納得いかね〜。
その2 そんな訳でボディ部分の解説から。
先ずは「庄司慎吾」仕様の特徴であるチンスポイラー部分。ここはいつものようにポリパテを盛って成形。
写真の矢印部分のラインにちょっと拘ってみた。
その3 ルーフは左右にあるモールのラインがよれており、モールドもはっきりしていないため、エバーグリーンのプラ材(1mm×0.25mm)を貼り付け、一旦埋めておく。
その4 ヘッドライト部分の整形を考慮し、ボンネットを分離。これにより、ボディが左右に開くのを防ぐため、プラ板で左右のフェンダー部分をつないでおく(@の個所)。
また裏から、ボンネット左右の淵の部分にプラ板を貼り付けておく(Aの個所)。
その5 ボンネットの裏側は、このようにプラ板を貼り付けて補強しておく。
その6 続いてボディの裏側。
ルーフ裏に1mmプラ板を貼り付け、極細のAピラーにも補強のプラ材を貼り付けておく。
因みにこの極細Aピラーはちょっと力を加えただけでも折れてしまうので、安全のために補強は必須。
'14/12/28
その7 放置期間が長すぎて、どこまで工作をしていたのか良く分からない状況になっているのだが、いい加減「模型プロジェクトD」にも決着を付けないと・・・。という訳でボチボチ製作を再開。
先ずはルーフにあるモールの彫り直しを実施。写真のようにモデラーズのマスキングテープをガイドに、1mm幅のBMCタガネで丁寧に彫り込んでいく。
その8 続いてヘッドライト部の整形。
先回の工作で取り外したボンネットは結局、再接着しちゃいました。
その後ヘッドライトカバーとボディとの合いを入念に修正。
このヘッドライト部の修正は、このキットの肝と言える部分。そのままで結構隙間が空いてしまうので、ボディ側にプラ材を貼り付けて対処する必要がある。
その9 ガラスパーツは写真のよう3分割した後、ボディ裏に貼り付けた補強部分との干渉を調整しておく。
その10 ボディの工作は一先ず完了。シャシと合わせてみる。
因みにシャシ部は前回の工作と同様、前後のブレーキディスクをタミヤ製FD3Sのパーツに変更。ホイールは前回のEG6で、ジャンクパーツと化してしまった物をそのまま使用している。