'11/05/22
その1 アオシマ製の藤原拓海仕様、AE86スプリンタートレノ。
キットは「Joshinキッズランド」のオリジナル商品となっている。
以前製作したフジミ版ではかなり苦労させられたが、これならサクッとできるかな?
その2 キットには藤原拓海仕様を再現するための専用のパーツが入っている。
ポイントが高いのは、やはりドリンクフォルダーが付いていることかな。
でもドアバイザーや泥除けが無いね。これは自作で再現するしかないか。
その3 アオシマ製キットはウインドウ部分の断面が厚くなっている場合が多い。
このキットも結構厚みがあり、完成した際にどうしても「おもちゃ」っぽく見えてしまう。
さらに窓枠部分はかなり細くなっているので、この部分をプラ材で作り直すことにする。
う〜ん、あんまりサクッとは行かないかな?
その4 と、その前に、ウインドウのガラスパーツは写真のように6つに分割。
分割する際は、表面に傷が付かないよう、マスキングテープで保護しておくと良い(自分は面倒なのでやらないが)。
その5 さて、ボディーの下ごしらえを開始。
写真のように窓枠をカッターで切り取っていく。
その6 切り取った後は、エバーグリーンのプラ材で窓枠を再生。
厚さ0.25mm×幅1.0mmがサイズ的に良い感じである。
その7 クオーターウインドウ部。ここはボディ表面との段差をなくすため、ガラスパーツを外から嵌める方式に変更。
ガラスパーツはボディとの調整を繰り返し、慎重に削る
(くれぐれも削り過ぎに注意)。
またボディ部分には、ガラスパーツが車内に落ち込まないように裏からプラ材を接着して段差を作っておく。
その8 ボディ裏はこんな感じ。
Aピラーとルーフ裏はプラ材で補強。クオーターウインドウの裏側はポリパテを盛って補強してある。
結構手間掛かってます・・・。
'11/05/30
その9 ボディの下ごしらえの続き。
ドアバイザーの製作。エバーグリーンのプラ材(厚さ0.25×幅2.0mm)を写真のように貼り付ける。
この後ヤスリで削りながら形状を整えていくため、通常のプラモデル用接着剤で位置決めをした後は、瞬間接着材でガッチリと固定しておく。
その10 実車写真を参考に削り込んでいく。
整形後は溶きパテを塗って表面の傷を埋める。
その11 続いてリトラクタブルライト部分。仮組みにより、そのまま組み付けると、ライトカバーのパーツがボンネットより低く一段凹んだ感じになることが判明。よって、写真のようにライトパーツの取り付け穴の上部分を削り込んで、楕円形状にしておく。
その12 ライトカバーのパーツは高さ方向の寸法が少し足りない感じなので、プラ材を貼り付けておく。
使用したのはHOBBY BASEのプラストライプという製品。厚さが0.14mmと薄いので、こういった調整部分にも役立つ。
その13 続いて泥除けの再現。先ずはリア部分から。
厚さ0.3mmのプラ板を手で曲げておいてから、写真のようにバンパーのパーツに接着する。
その14 その後、表から0.5mmのプラ板を貼り付け、後はポリパテの盛り削りで形状を整えていく(納得いくまでやりましょう)。
その15 ボディ&シャシパーツと合わせるとこんな感じ。
なかなか良い雰囲気かな。
その16 フロント部分。製作方法はリアと同様であるが、シャシとボディを合わせる際に干渉してしまうため、外側の半分のみ再現。
下から覗き込まない限り分からないため、この状態で良しとする。
模型製作は妥協も大事なんである(笑)。