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その1 次々と「痛車」の新アイテムを出しているアオシマさんから、今度はこんなアイテムが発売になりましたね〜。
相変わらず、こういったキャラクター自体には全く興味のない自分。「灼眼のシャナU」・・・何のことか全く分からないが、取り敢えずキットの紹介をしていきましょう。
その2 先ずはこのキットの最大の売りである大判デカール。
痛車の第1段(FD3S:涼宮ハルヒ)の発売時に色々と問題があったようで、残念ながらその後の発売アイテムからは「非売品」となってしまった。
失敗すると大変なことになる・・・。
その3 ボディはアオシマさんのキットでは定番のパーツ分割。
フロントとリアのバンパー、それとサイドスカートがそれぞれ別パーツとなっており、カスタム仕様に対応できるようになっている。
この時点での仮組みでは、パーツの合いで大きな問題はなさそう。
それにしても、ボックスアートのボディ色は白なのに、どうして成型色が黒なのか?「痛車」に関しては模型初心者の購入率も高いと思うのだが、メーカーとしての配慮がちょっと足りない感じ。流石に「色プラ」とまでは行かないまでも、この手のアイテムは未塗装で組み立てる人のことも考えた方が良いのでは?
その4 ガラスパーツはご覧のような2枚構成。リア部分はかなり濃いスモークになっている。
透明度(平滑度)はまずまずであるが、スモークのパーツはウェルドラインが目立つので、研ぎ出しをした方が良さそうである。
その5 ホイールは2ピースになっており立体感は十分。メッキのクオリティも高いため、下手に塗装するよりはこのままの状態にした方が完成度がアップするかも(まあ、自分は塗装すると思うけど)。
その6 フロントのサスペンション(?)部分。ご覧のように、好みの車高(ノーマルまたはローダウン)によってパーツを選択するようになっている。
その7 シャシ部分。これは一体・・・(汗)。アオシマさんお得意の別の車種からの流用ですね。
この手のキットの手持ちが無いので元の車種が何なのかは分かりません。アルファードか何かかな・・・??
その8 脚廻りのパーツはご覧のように刻印が消されている。
。やはり別車種からの流用のようである。
その9 ひろーいバスタブです。家族風呂としても使えそうですね。
つーか、何か浅くないですかね?
その10 インパネ部分。各スイッチ類の立体感がイマイチのような感じ。こういったパーツは塗装を考えると少しくどいくらいにディティールが入っていた方が良いと思う。
それにしてもこのフットペダルの位置というか長さ、内装が浅いことへの対応と思われるが、短か過ぎるでしょう。
その11 内装の各パーツを置いてみたのだが、やっぱり変!浅過ぎる。これではまるで「お座敷」状態である。
シートバック裏もカバーが無く薄っぺらの状態だし・・・思いっきり手を抜いた感じ。
余り見えない部分ではあるがシートバック裏くらいは蓋をしてディティールアップをした方が良いかも。
というか、ここは開き直ってシートを取っ払って座布団を敷いてしまいましょう!
その12 シャシと内装のバスタブを合わせて横から見たところ。
思いっきり上げ底の状態であるが、流石に手を加えるのは無理かな。
その13 ボディとシャシを合わせて仮組をしてみた。
ローダウン仕様にしてみたが、サイズの大きいホイールと相俟って雰囲気はなかなか良い。
ただしホイールがボディから若干はみ出す感じなので、トレッドの調整は必要。
その14 斜め前からのアングル。
なかなか迫力があって良い感じ。
パーツ数自体は少なめで、それ程こだわらなければ結構楽に組めると思う。
ただし透明パーツとの調整がどのくらい必要なのか、現時点では不明。
全体的に流用パーツや内装の省略等、コストをかなり抑えた印象のキットである。フジミさんのキットと比べてどうなんでしょうかね?
そうだ!くろボンさんのプラモ比較研究所にお願いしてみようかな。